
明後日より「アートのチカラ 発表展」が
始まります。
今回は「蓮」をキーワードに
絵本を描くような気持ちで制作しました。
蓮の上に住む大きな存在、
蓮の下に住む小さな存在。
太古の昔から現在まで、歴史は続いてきて
いろんな生き物がうごめいている。そして悲しい出来事も・・・残念ながら起きてしまう。
時間が経ったら、歴史の一部になって、そのことに涙する人もいなくなる。
残酷なようでもあり、でも一方で、
時の流れが癒してもくれる。 そこには新しい命も生まれる。
喜びも、悲しみも、この地球に生きていればこそ感じられるもの。
どうしようもない不条理に巻き込まれたとき、人はどうやってその運命を
受け入れ、乗り越えていくのか。 どうしようもない怒りを、
いったいどこにぶつければいいのか。
私には答えは浮かびませんでした。
今も考え中です。
でも、ひとつひとつの美しい瞬間、その一時を絵にして繋げることで、
いつかは答えのようなものを導きだせたらいいな・・・
と思いました。
足をお運びいただき、作品を観て何かを感じていただけましたら光栄です。
どうぞよろしくお願いいたします。