桐箱絵付け

「桐束入れ・小野小町」 桐箱・岩絵の具 ¥10,800,-
「桐束入れ・小野小町」 桐箱・岩絵の具 ¥10,800,-

いよいよ個展が始まります。

開催にあたり、ギャラリーの皆様にご尽力いただき、

感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございます。

 

さて今回は、展示品に「立体」が登場します。

私の展示では初めてかも・・・?

以前より、伊勢志摩の真珠とのコラボで、桐箱に

絵を描く機会をいただいてきました。

そのお陰で、この桐という素材に出会い、

身近な基底材のひとつになりました。

日本画を一から描こうと思うと、和紙の下準備からはじまり、

裏打ち、下地塗り、背景の描写・・・といろいろと手間が

かかりますが、

こちらはもうその木肌が天然の美しい背景ですので、

描く手順はとてもシンプルです。

 

皆様に、大和絵をより身近に感じていただきたいと思い制作しました。

こちらは「束入れ」、つまりお金を収納するのに適しています。当選待ちの宝くじなどもおすすめです。(^^)

 

 中心にどーんと描いたのは十二単のお姫様(女房)、その形を「三十六歌仙 佐竹本」から引用しました。

世に残る三十六歌仙を描いた絵の中でも最も美麗とされています。

こちらの後ろ姿の「小野小町」はとても有名ですね。 

これまでいろんな絵をみて模写もしてきましたが、やはりこの線の美しさひとつひとつにため息がでるほどです。

 

絵の具はすべて天然岩絵の具を使用しています。 

日本画の顔料は鉱物、貝、土など、自然界に存在するものから作られており、とても長い歴史があるのは

皆様もご存じの通り。 絵画の素材としては最も原始的ともいえるのです。

そんな太古から受け継がれてきた美しさを、少しでも感じていただけましたら幸いです。

 

ではでは、十二単の姫君が、会場にて皆様のお越しをお待ちしております♪